オレンジブログ

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自作ゲームについてとか色々

【GM:S 1.4】I wanna kickass Dr.Cherry紹介

※2020/10/11に公開版画像に差し替え更新

派生アイワナについて


まずは派生アイワナについて話したいと思います。また、上でアイワナについて紹介していますが、こちらでもちょろっと紹介。

イワナとはKayin氏の作成した2Dアクションゲーム「I wanna be the guy」(本家)やそれらの二次創作「派生アイワナ」のことを差し、即死罠やユニークなギミックが話題を呼び一時期ニコニコ動画等で有名になった作品です。

派生アイワナとは「I wanna be the fangame!」を代表としたI wanna be the guyを真似した二次創作作品全般を差します。原作の製作者であるkayin氏はアイワナの二次創作には黙認なので、今のところはグレーです。

と言ってもアイワナ自体がグレーな作品(既存のゲームの素材が満載)なので著作権については何とも言えませんが...笑

自作のアイワナ紹介

概要



では本題の私が作った派生アイワナの紹介。

タイトルは「I wanna kickass Dr.Cherry 〜Dr.チェリーの野望〜」です。

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えぇ...どこかで見たような画面ですね...。

そうです。ロッ○マン2のパロディです笑。壮大なOPから始まります笑。

ストーリーは「Dr.チェリーが街を破壊する兵器を作って暴れているので、それを主人公が止めに行く」というよくある感じの話です。そこまで物語は凝っていません。

ラスボスであるDr.チェリーを倒すためには、まず8体のボスを倒さなくてはいけないです。この8体を倒す順番は自由となっています。

これがステージ選択画面です。

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完全にロック○ン

自白しますと、ロ○クマンを目指して作りました。本当にごめんなさい。

ゲームシステム



今作のゲームシステムです。本家や一般的な派生アイワナとは異なる部分も多いので、せめてここの記事を読んでからプレイすると良いかもしれません。

ライフ制


本家や派生アイワナと最も異なる点かもしれません。
今回私が作ったアイワナはなんと体力制です。1回罠に当たったら即死と言うことはなく、ハートが1つ減る仕様になっています。
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ハートを取ると回復することもできます。ハートはマップ上に落っこちていたり、敵からドロップしたりします。
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即死しないならゴリ押しできるじゃないか!と思うかもしれませんが、ダメージを食らうとのけぞって一定時間動けなくなります(そんなに長くありませんが)。
また、落下すると即死ですので、穴の多いステージは本家と同じような難易度になるかもです。

難易度



難易度は「easy」「normal」「hard」「inferno」の4つから選ぶことができます。
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ゲーム内でも少し説明がありますが、こちらで詳しく説明しておきます。

  • easy

アクションゲーム初心者向けの難易度です。
体力が7つ、ダメージのけぞり無し、回復アイテムの回復量増加、敵の体力半分と至れり尽くせりです。
特にダメージのけぞり無しが大きいですね。これでゴリ押しが効きます笑。
easyは本格的にアクションゲームが苦手な方用に準備したので、この難易度をプレイして簡単だ〜となっても他の難易度では苦戦してしまうと思います。
(アクションゲーム苦手な人がアイワナをプレイするのか...とは言わないお約束)

  • normal

アクションゲーム経験者向けの難易度です。
体力が5つ、ダメージのけぞりあり、とシンプルな難易度になっています。
市販の2Dアクションゲームをクリアしたことがある!と言ったプレイヤーはこの難易度がオススメです。

  • hard

イワナ経験者向けの難易度です。
体力が3つ、ダメージのけぞりあり、大回復アイテム無しと、normalより少し難しくなっています。
この難易度からアイワナっぽい難易度になってきます。本家と比べてセーブポイントの間隔が長いので、体力3つでも苦戦する部分は多いです。
本家「I wanna be the guy」をやっとクリアできた!というレベルの方にオススメです。

  • inferno

ドM向けの難易度です。
体力1つとなっており、本家と同じくダメージを食らうと即死する難易度です。
セーブポイントはあるので本家のimpossibleほどの難易度は無いものの、very hardは超えているかもしれません。
love trap等、高難易度の派生アイワナをプレイした方にオススメする難易度です。

どの難易度を選んでも良いと思いますが、○ックマン等のアイワナ以外のアクションゲーム経験者はnormal、本家のような難易度を期待している方はhard、高難易度の派生アイワナを期待している方はinferno、それ以外の方はeasyと言った感じで分けると良いと思います。

アクション


イワナと言えば「ジャンプ」「空中ジャンプ」「ショット」の3つのアクションが基本ですが、このアイワナでは少しアクションが増えています。これらも重要なアクションになるので是非慣れて欲しいです。

1つ目はダッシュです。

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移動キーを素早くタタン!と押すことでダッシュが可能になります。
ダッシュ中は移動速度が1.5倍になり、より遠くへ飛ぶことが可能になります。しかしジャンプの高さは変わりません。
敵の攻撃を避けたりするのにも重宝する、今作では最重要テクニックと言えるでしょう。

2つ目は壁キックです。

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その名の通り、壁に手をついている時にジャンプができるものです(画像だとちょっとわかりにくいですね...)。

本家ではツタがあるポイントでは可能なアクションでしたが、それが全ての壁で可能になっている...と言うとわかりやすいかもしれません。

壁キックを使用しないと進めないポイントがあるので、必須アクションとなっています。
ボス戦は壁に囲まれたステージですので、ボスの攻撃を避けるのにも重宝するテクニックです。

追加されたアクションは以上です。2つしか追加されていませんが、どちらも汎用的なアクションですので多用することになります。慣れていきましょう。

ギミック



今回作ったアイワナはステージギミックがいっぱりあります。中には複雑な謎解きのようになっている部分もあるので苦戦必至です。

ここの記事では、少しだけギミックを紹介したいと思います。

赤青スイッチ



赤のツイッチと青のスイッチがあり、赤のスイッチをオンにすると赤のブロックが現れ、青のツイッチをオンにすると青のブロックが現れるギミックです。
オンにするには銃をスイッチに撃つ必要があり、オフにするにはもう一度銃を撃つ必要があります。
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どちらかをオンにして、どちらかをオフにしないと進めない部分がある、と言った謎解きがあるのが厄介なギミックです。
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暗闇



画面が暗くて周りがよく見えないステージギミックです。
ステージ上にいる光虫を頼りに進んでいかなければなりません。
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光虫は近づくと、主人公の周りをうろついて照らしてくれます(可愛い)。
しかし、時間が経つとどこかへ消えてしまうので急がなければなりません。

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ク○ッシュ・バ○ディクー??何の話ですか??

実装がクソ難しかったちょっと処理が重いので、低スペックのPCだとキツイかもしれません。

水中ギミック



派生アイワナで多く見られる水中ステージが今作のアイワナにもありますが、このステージにもギミックが大量に存在します。

代表的なギミックは「触れると水の高さが変わるクリスタル」です。(スー○ーマ○オ64)

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名前の通り...としか言えないのですが、このギミックは他のギミックと組み合わさることによってかなり厄介になります。

特に「水に浮かぶブロック」は水の高さが変わるとブロックの位置が変わるので、水の高さによっては進めなくなってしまうポイントも存在します。

如何にして水の高さを調整するかが肝になります。

羽アイテムと赤コイン(?)



今作のアイワナでは羽アイテムが落っこちているステージがあります。
羽アイテムを使うことで無限に空中ジャンプを使うことが可能になり、落下速度が遅くなるという特徴があります。

これを使うことで自由にステージを移動することができます。

また、赤コインのようなアイテムもあり、これは8枚集めると赤コインブロックが消えるというギミックです(またマ○オか)。

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赤コインブロックを消すことで次に進めるというギミックとなっています。

その他のギミック



他にも「上に乗っていると滑ってしまい、二回踏んでしまうと壊れてしまう氷ブロック」や「押すことが出来て、重力に従って落下するブロック」、「爆発に巻き込まれるとダメージを喰らう爆弾ブロック」「移動するリフト」「強制スクロール」とギミックは大量に存在します。

それぞれのステージ毎に味が出るようになっている(多分)ので、是非楽しんで貰いたいです!

その他の特徴



ここまで記事を読んでくださった方の中で気がついている方もいるかもしれませんが、実はこのアイワナ「市販のゲームの素材を使っておらず、全てフリー素材をお借りしてできている」んです。

敵の画像やマップはもちろん、BGMやSEも全てフリー素材で出来ています。(OPやギミック等、意図してパロディした部分はありますが)

これは昨今の「著作権問題」について、色々考えた結果です。
イワナと言えば、市販のゲームを再現したギミックやBGMなども高評価ですが、やはり今の時代それらのゲームを配信や実況は難しくなっているのが現状です。

そこで、今回は全てフリー素材をお借りして作りました。オリジナルゲームとは言い切れませんが、配信や実況、公開などはしやすいアイワナになったのでは無いかと自負しています。
その代わり、本家や派生アイワナにあったような独特な魅力が無いのも確かです。そこはギミックやステージ数でカバーしています(きっと)

主人公や針、チェリーの画像は本家からの引用なので、ここばっかりはフリー素材かどうかはギリギリですが、派生アイワナが多数存在することもあるのでおそらく大丈夫でしょう(もちろん注意されたら即刻配布は停止する予定です)。

他にも、画面サイズが大きいことが特徴かもしれません。アイワナと言えば「800×600」の画面ですが、私の作ったアイワナは「512×384」の状態を2倍に引き伸ばして表示して「1024×768」の状態になっています。

操作感は変わっていませんが、見た目に少し戸惑いがあるかもしれません。慣れてくるとむしろ見やすいとも感じるので、こればっかりは慣れてくださいとしか言えないですね笑。

公開について



ここまで紹介しておいてなんですが、このアイワナ

まだ公開していません。

公開することができました!!こちらからダウンロードできます!!

orangelily.hatenablog.com



ここまで見てくださってありがとうございました!!プレイしていただけたらとても嬉しいです!Twitterの方もよろしくお願いいたします!(@hemuhununeOrang )で告知します!

裏話



私と仲の良い方はお気づきかもしれませんが、このアイワナ、「ある方へ作った誕生日プレゼント」を元に作っています笑。

ロックマン好きの方だったので2Dアクションゲームが良いなぁと思って作成を開始したのですが、誕プレを作るのに1から作るのは時間的に厳しく、なら1度作った経験のあるアイワナはどうだろう?って感じで作った作品です。アイワナはエンジンもあるのでかなり作りやすいですね。

しかし何故か(何故か)凝ってしまいました...。結局誕生日当日には間に合わず、少し遅れてしまいましたが、納得のいく作品になりました。

その時に、この作品自体を誕プレだけで済ますのはもったいない、どこかに公開したい!と言う意見から公開することにしました。

公開するに当たってバグ修正や難易度調整、新ステージの追加やボスの変更(もともと身内ネタ全開だったので)を行いました。と言うか現在行っているなうです笑。

ストーリーや主人公自体も変えています。誕プレにあげた作品は主人公がアイワナの主人公ではなかったので。

これらの調整を経てこのアイワナを公開することができるのはちょっと嬉しいですね。アイワナを作って公開するのは5年ほど前からの夢(目標?)だったので。

公開後はより凝った裏話として「制作秘話」的なものと「技術紹介」的な記事を書きたいと思います。
制作秘話では、ステージの小ネタやボスの元ネタ等、色々裏話を紹介したいです。ここ実装するの苦戦したんだよ!みたいな話もしたいですね。
技術紹介では、今回のアイワナ制作で色々ギミックを作った時に、いくつか「これは広まって欲しいなぁ」という実装があったので、それらを紹介できると良いですね。
とりあえず、暗闇ステージの光虫ギミックは紹介する予定です。水中ステージのギミックも紹介できると良いかもしれません。

では、裏話もここら辺にして、今回の記事はこれで終わりにしたいと思います。